日本のお米
日本のお米は海外でも人気の様です。日本と言うブランドがある為、食べ物の世界でも日本と言うネームバリューは生きてきます。食に関して安心・安全と言う言葉があるのも、安心・安全ではないものがあるから、比較されます。
私達が農家さんの所に行っても、安心・安全や有機栽培、無農薬、そう言ったものを考えず、ただ生産すれば自分の食い扶持に困らないと言う農家さんもいらっしゃいました。お米を作りたいから農家をやるのではなく、商売の商品としてお米を扱う。そんな印象を受ける農家さんも世の中にはいらっしゃいます。
お客様にとにかく自分の所で採れたお米を売りたい。と考える農家さん。話していると生産者をしたいのではなく、商売をしたいのだな…と言う気持ちが伝わってしまいます。
そう言った気持ちで作るお米はいかに低コストで、大量に生産出来るのか?を考えられ、正直あまりおいしいお米だなと思った事はありませんから、取引をさせて頂いた事はありません。
いかにお客様に売るか?と言う事を考える農家さんよりも、一生懸命作ったお米をおいしいと言ってもらいたいと仰る農家さんの方が、お米を食べて美味しいと思う事は多いです。
日本の農家さんはいかに生産を良く、低コストで作るか?と言うよりも、沢山の方に美味しいと言ってもらいたいと思われる方の方が多く感じます。
生活の為にとりあえずやっている。よりもやりたいからやっている。と考える農家さんが作るお米はおいしい
日本人のおもてなしの心はお米作りにも反映されているのだと思います。