一等米と呼ばれるお米
有機栽培(オーガニック)や無農薬に限らず、どのお米を買うかを悩んでいると一等米という普段聞きなれない言葉を目にする機会があると思います。あまり知られていない言葉ですが、品質の検査を受け、等級毎に区分させたお米の中で一等であると言うお米の事を表します。
検査の等級には、もちろんいくつか等級がありまして、
一等級
二等級
三等級
規格外
の4つの等級毎にわかれています検査の結果、一等級を得た一等米は検査の中では一番良い品質である事が認められています。しかし、この検査は主に見た目の善し悪しを判断するものであって、味を判断するものとは少し異なります。
米お米の粒が揃っている
着色米の有無
汚れや割れの有無
水分含有量はどれ位か?
等が判断されます。
水分含有量は食感にも影響し、お米の見た目だけでなく味の検査もしている様に思われますが、粒の揃いや着色の有無、割れやヒビの検査等ほとんどの検査項目は見た目の判断によるお米の美しさを基準とする物となっています。
一等米だから必ずおいしいと言うわけではなく、あくまでもお米の見た目の基準と言う事になり、味の保障等はされていません。しかし、この検査基準は厳しい基準をもっており、着色米に関しては1000粒中1粒を越えた時点で2等米となるほどです。
一等米に関しておいしいのか?と言われますとそれが基準でおいしいとは言えず、あくまでも見た目の基準ですが、厳しい審査基準を越えて来ている物ですからお米の品質を判断する基準にならないとは言えません。
皆様もご自宅のお米を見比べて頂き、粒の揃い等を確認して頂ければまた面白い発見があるのではないでしょうか?