お米をお湯で研いでしまうと…
寒い冬は水でお米を研ぐ事に抵抗があります。水が冷たい…あかぎれが酷い…手荒れが…女性にとって凄く悩みの種になると思います。お湯でお米を研ぐ事と水を使ってお米を研ぐ事、同じ水なのに何か違うの?と思われる方も多いのではないでしょうか?
手荒れ炊飯器でお米を炊く際、お米は水につけます。その水が炊飯器の中でお湯になりるのだからお湯でも構わないのでは?と言われれば、なるほど!!と思ってしまいがちです。
しかし、お米をお湯で研ぐと、通常硬いお米が、研いだ時点で表面だけ、柔らかくなります。お湯で研いだ際に表面だけふにゃふにゃとふやけてしまうんですね。
柔らかくなってしまうのは表面だけで、中は芯が残ったまま。お米の芯の部分までお湯の熱は浸透しません。炊き上がったお米は表面が異常に柔らかく、中身は普通。想像しただけでおいしくはない事が分ります。お米をお湯で炊いてしまうと、中と外で別々の食感になり、あまりおいしくないご飯となってしまいます。正直個人的な感想では、まずいです。
お米に含まれる糖分は、お湯で研いだ際に、でん粉が分解され、お米本来の甘さが減り、せっかく炊いたお米なのに甘みが少なく、食感がおかしなご飯が出来上がります。
あまりおいしくはないご飯になりますが、1度ものは試しにやってみて頂ければ普段食べているお米がどれだけおいしいかが分るかと思います。